『End of the Innocent Age』リリースツアー 一部開催延期のお知らせ

お知らせ

 

壊れかけのテープレコーダーズの小森です。

 

現在公表されている壊れかけのテープレコーダーズのライヴのうち

5/24(日・昼) 西荻窪 FLAT
5/29(金) 福岡 UTERO
5/30(土) 熊本 NAVARO
5/31(日) 大分 AT HALL

上記公演をすべて「延期」とすることを決定致しました。

 

上記公演はすべて私達の新しいアルバム『End of the Innocent Age』のリリースツアーとしてアナウンスされたものであり、心苦しい限りですが、今はこの有事の状況を踏まえ、今回の決定以外に選択肢がないと思っています。

 

何より、現状感染者数が日本で一番多い東京都の私達が各地へ遠征をするということでの、共演者や関わって下さる方々、またそのご家族へのリスク(共演予定だった方の中には、生まれてまもない赤ちゃんがいる方もいました)、それらの懸念から、このようは決断に至りました。

 

ただ、今回は「中止」ではなく「延期」です。開催日はいつになるか分かりませんが、状況が収束した際には、必ず同じ内容のツアーを行うことを、お約束します。その際は各地の皆様、よろしくお願い致します。

 

尚、6月以降にもツアー含むライヴ予定が既にHPやSNSにて公表されておりますが、それらの実施有無に関しては、都度状況を見ながら、また追ってアナウンスをさせて頂きます。

 

最後に、今更私が申し上げるでもなくご存じの方も多いと思われますが、現在休業を余儀なくされているライヴハウス各所にて、様々な支援の試みが実施されております。例えばライヴハウスが再開した際に無期限で使用できるドリンクチケットの販売。私も早速数店舗で購入してみましたが、ライヴハウスのスタッフさん達の想いが詰まったそれらを受け取った時、今はこうして一時的に互いが引き離されていても、音楽のもとこころは繋がれている、そんな大きな安堵と勇気を、工夫のこらされた様々なアイテムから受け取りました。

 

同時に、元来物に対価を支払うということは、そのような行為だったのかもしれなかったと気付かされたました。経済活動とは、元来作り手に対する敬意と愛情をもってして、成されるべきなのだと。

 

沢山の店舗が続々と支援企画を打ち出しています。私も追い付いていなく、かつ支援も微々たるお力添えしか出来ず申し訳ない限りなのですが、徐々に支援の範囲を広げていきたいと思っています。届いたドリンクチケット等を大切に保管し、また皆さんと上手い酒が飲める日を楽しみにしています。

 

ここをご覧の方で、どんな店舗で実施しれているか、またやり方がわからない等あるかと思われますので、壊れかけのテープレコーダーズのTwitterアカウントやメンバー個人アカウント等にて、今後はそういったライヴハウスの支援施策情報を積極的に発信・拡散していきたいと思っています。

 

また必ず、音楽の鳴る場所で会いましょう。

今後ともよろしくお願い致します。

 

2020.4.30
壊れかけのテープレコーダーズ
森清